観葉植物の初心者がパキラを購入してもう4年目。ショップの店員さんの「この植物はお金が貯まります!」の一言が購入のきっかけだった。事務所で育てているのだが、水やりもちゃんとできなかったり?で、数々の植物たちが枯れていく中、暑い夏でも寒い冬でも、その葉を落としつつもパキラは強かった。そんなパキラのことをもっと勉強して大きく育ってもらい、もっともっと癒してほしいと思ったのであった。

私の名前はパキラと言います
パキラってどんな観葉植物?
パキラのふるさとは熱帯の中南米で高温多湿の地域で、地元では10〜20mにもなり大きくなると淡緑色の花弁と200~250本の雄しべをもつ花をつけるそうです。売られているものでよく見られる三つ編みのような幹は、苗を3~5株編んだものだそうです。特性としては常緑性で日陰でも育つ、初心者でも育てやすいハードルの低い植物のようです。ただ、寒さには弱いみたいですね。またパキラは見た目の美しさだけではなく、空気をきれいにしてくれると言われ、ホルムアルデヒドの除去や消臭も期待できるそうです。
パキラは縁起物としても知られていて別名「発財樹」とも呼ばれ、特に金運を上げてくれる木として人気があるようです。だからショップの店員さんは「この植物はお金が貯まります!」と言ったのですね。そして私はそれに釣られて買いました。商売繁盛にいいということで開店祝いや引っ越し祝いなどにおすすめの観葉植物です。
そしてパキラはきれいな花を咲かせるそうです。ただ、花が咲くまでには5年から10年という長い年月が必要で、しかも花を咲かせる株は、種から育てられた実生株と呼ばれるものに限られているそうです。

パキラの育て方
日当たり
パキラは日陰にも強くて日当たりが悪い場所にも置けますが、長期間日陰に置くと軟弱になり枝葉が折れやすくなるので、できるだけ日光に当てた方が、しっかりとした株に育つそうです。わがパキラはずっと室内で育てていたのでヒョロヒョロです。今年の春から秋は日の当たる外に出してみようかな。でも部屋でパキラを見たいし。そうか増やせばいいのか。気温の下がる冬はやっぱり室内に入れてあげよう。
水やり
乾燥には強いので、年間を通して土の表面が乾いたら水を与えるので十分です。わがパキラも夏の暑い時期に3週間くらい水を与えず、ほったらかしにしていたことがありましたが、他の観葉植物たちが枯れる中、葉を落として、くたっとしながらもなんとか生きていました。パキラは強いのです。でもこんな可哀想なことをしたらダメですね。
参考:「みんなの園芸NHK出版」 「花ざかりMAGAZINE」